G-40MCWJEVZR 1月, 2025 - おひさまの図書館

2025-01

文芸作品

日常に被せるフィクション『魔女たちは眠りを守る』村山早紀

期待せずに読み始めて、結構面白かった。 私は作中に登場するような典型的な読書趣味の学生時代を歩んだわけではなかったので、逆に言えばその物小ささみたいなものには複雑で、具体性がないことや商業性がないことなどが気に入らないし複雑なのだけれど、そ...
文芸以外

【図書】100人の作家で知るラテンアメリカ文学ガイドブック  勉誠出版・寺尾隆吉

ラテンアメリカ文学への手引き、二冊目。 前回の「ラテンアメリカ文学を旅する58章」が地政学的な情報量を含めた語りだったのと、多様や筆者による群像的な塊であったのに対し、本書は単独筆者によるフィクション批評であり、馴染みがある系統の為にするす...
文芸作品

【映画/原作】9.11の後の心と文化、人生と虚構『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い 洋画 1000311675posted with カエレバ楽天市場Amazon  原作小説の題名は聞いたことあったが未読。 2001年の9.11世界同時多発テロ、貿易センタービルで出来事をモチーフに...
文芸以外

【図書】ラテンアメリカ文学を旅する58章

ラテンアメリカ文学の著者といえば、を牽引するイメージのあるガルシア・マルケスとロベルト・ボラ―ニョと共に図書館で借りてきた非フィクションで緩和した2025年お正月の読書。今年も変わらず世界文学旅行ラテンアメリカ編を楽しみ続けるためにも、参考...