G-40MCWJEVZR 偏愛評価 - おひさまの図書館

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「喜べ、幸いなる魂よ」佐藤亜紀

当ブログでも1.2を争う人気ページの作者様の2冊目。予備知識なくても誰もが楽しめる、従来の著者の作品には絶対言えない感想を読み返していて自分が1番驚きました。重さと暗さの「黄金列車」に対し、軽さと明るさの本作、著者の幅と力強さの豊かさをぜひ味わってもらいたい。
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「空飛ぶ広報室」有川浩

新垣結衣・綾野剛のドラマ版も非常に魅力的で、原作小説が航空自衛隊やその広報をピックアップしたように、その映像作品化たるドラマ版は更に原作を昇華させており、併せて楽しんで生まれる相乗効果が完全に成功した作品
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「都会と犬ども」マリオ・バルガス=リョサ

ネット上で散見される攻撃的な困ったちゃんから、何も獲得出来なさそうなチー牛こと弱者男性などのバーチャルから、現実的な愛しいあの人まで、全部ひっくるめた全ての男性への憐憫と慈愛の一考が止まらない一冊!
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「クロコダイル路地」皆川博子

皆川博子の作品を読んだ後には、濃密で圧倒的な一つの人生や物語の跡だけが残る。
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「黄金列車」佐藤亜紀

佐藤亜紀さんは私にとってだいぶ特別な作家さんなので、今回はだいぶ長いです。今月頭に読売文学賞を受賞された最新作「喜べ、幸いなる魂よ」(2022)が先月1/23に文庫化と知り、ポチりました!
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「掌に眠る舞台」小川洋子

小川洋子の魅力はまずモチーフ選びにあるし、豊かなそれを例えば実写化するよりも素敵に仕上がる文章で書きあげる所で、ああ、いい小説家だなあと思う。 どう足掻いても実写の映像では作り上げられない魅惑的な世界がそこにはあって、そしてそれは読者の眼か...