G-40MCWJEVZR 1月, 2024 - おひさまの図書館

2024-01

現代国内

「推し、燃ゆ」宇佐見りん

現代の芥川賞作家の価値とは?  あまりにも拙い文章が続いて、これは外れか、と落胆した。それが  長いこと切っていない足の指にかさついた疲労がひっかかる。外から聞こえるキャッチボールの音がかすかに耳を打つ。音が聞こえるたびに意識が1.5センチ...
現代国内

「たゆたえども沈まず」原田マハ

彼女が描き上げたかった芸術家の一生とは? 本作は誰もが知るところの画家、フィンセント・ファン・ゴッホがその生を閉じるまでの芸術家としての足掻きと苦悩、それを金銭的・経済的にも支える弟の筋を主軸に、脇に浮世絵を西洋に持ち込み広げることに成功し...
本筋

文学的迷子たちへ

文章を読みたいし、できればそれは夢のようなフィクションだと素敵だ。 一人でも多くの文学的迷子が減り、一冊でも多くの本が読まれ、何より私がその孤独から救われますように。