G-40MCWJEVZR 文芸 - おひさまの図書館 - Page 9

文芸

World Literature

テーマ・モチーフは色褪せない『侍女の物語』『高慢と偏見』Why The Handmaid’s Tale Still Matters: Margaret Atwood, Dystopian Fiction, and Literary Legacy/アトウッドとオースティン

<English summary>  This article examines The Handmaid’s Tale by Margaret Atwood and reflects on the enduring power of it...
World Literature

疲労社会における癒し系現代小説『木曜日にはココアを』『お探し物は図書室まで』青山美智子/Why Michiko Aoyama’s Novels Comfort Modern Readers: Japanese Healing Fiction Explained

なぜ青山美智子の小説は現代人を癒すのか日本のヒーリング小説を読む <English Summary>Modern entertainment increasingly favors passive consumption: short vi...
世界文学旅行

体制・逃亡者・村人、二十世紀的なモチーフの中に生きる”私たち”「狼たちの月」「密やかな結晶」フリオ・リャマサ―レス、小川洋子/Yoko Ogawa and the Literature of Memory

スペイン内戦は1936年7月から1936年4月の間に、スペイン第二共和国政府に対して将軍が率いた陸軍によるクーデターから始まったスペイン国内の抗争。反乱軍の勝利に終わり、独裁政権の樹立へと繋がる。そうした大きな歴史の流れの中に見えなくなって...
世界文学旅行

『ザリガニの鳴くところ』2年連続米国で最も売れた小説、ジェンダー的ヒロイック

女性性の生命力、男性性の暴力性  全般的に物凄く魅力的な作品に仕上がっている。特にこの生命力と、作品性の豊かさは目を見張るものがあるし、ある死体の発見からクライムノベル的なフーダニットが存在するが、本作のリーダビリティは圧倒的に主人公の少女...
世界文学旅行

作家がその人生に見出した虚構性『たんぽぽのお酒』で思い出す『無声映画のシーン』レイ・ブラッドべリ、フリオ・リャマサーレス

書くことの効能や、物語にすることの効果については色々言われるところだと思うが、その生業は夢遊病者やほら吹きのようでもあるし、壮大な夢やちっぽけな愛おしさが、いかに自分の胸を打ち、他人にとっての価値になるのか。たかが文書、たかが物語の、現代に...
文芸

柚木麻子の真価とは?主人公までの距離『マジカルグランマ』『さらさら流る』

「物語には主人公の成長が必ずしも必要ではない、主人公が成長しなかったとはいえ、本作がつまらないとは言えない」みたいな文章をかつて読んだことがあるが、うじうじするそれを美徳とするような古風な純文学などはそうかもしれないが、紆余曲折あるはずのプ...
World Literature

『BUTTER』は『ナイルパーチの女子会』より優れた小説なのか?柚木麻子/The Limits of “Social Novels”:Gender, Narrative Depth, and Failure in Asako Yuzuki’s “BUTTER” with “The NILE PERCH Women’s Club”/Asako Yuzuki

>これはいったい何を面白がればよい小説なのか? >これを社会派長編小説とは、お前の社会どんだけ狭いんだよ >ナイルパーチで獲れないとなるとやはり直木賞は信用ならないかなと思ってしまう ☑️上げられた期待値 ☑️社会派小説という不適切な煽り ☑️小説家が書くべき自分の範囲 ☑️私の読書が全く現代的ではない点について