働く読書習慣 孤独なエンジン~運と才能で勝手に好転して欲しい~ できれば世界に勝手に好転してほしい。 でもなぜか世界は勝手に変化してくれない。 努力したくない、失敗したくない、幸運と才能で成功したい、という心理は、人間の根源的な自己保存・快楽追求・不安回避の欲求に根ざしている。 消費者構造は思考する余... 2025.06.19 働く読書習慣
働く読書習慣 思考停止の快楽「人間性の放棄と回復」〜皆消費者社会における希望とは?〜 受動的にて「考えなくていい」ことに甘えて脳を無思考に浸せる時間の愛おしさは、日々のストレスから解放する現代的な怠惰ともいえる。資格勉強をしなくちゃいけない、読書がしたい、なのにふとスマホに手が伸びてSNSチェックをして、スクロールを繰り返す... 2025.06.11 働く読書習慣
世界文学旅行 ポスト・ポストモダン文学の金字塔の不発的要因の中で輝く持続的世界への渇望『オーバーストーリー』リチャード・パワーズとピンチョンとはなんだったのか?② 十年ぶりのリチャード・パワーズとして前回『囚人のジレンマ』を読んだが、個人的に趣味ではないポストモダンについて考えたり、パワーズの作家性に不安になったりしながら、今回は二冊目。 私の杞憂をあっさり覆しながら、主題や志向性が文学性にとっていか... 2025.06.04 世界文学旅行文芸海外作品
働く読書習慣 そうはいっても面倒くさい、やる気が出ない、今じゃなくていい「やらない理由を探す心理撃退」 前回から分かるように読書のメリットあるにも関わらず、なぜ読書離れは叫ばれ、働いていると本が読めなくなるのか? 読書以外にも、勉強、運動習慣、減量や食事制限、節約、その行動が明らかに自分にとってメリットがある良いことだと分かっていても、あと五... 2025.05.28 働く読書習慣
働く読書習慣 なぜ読書が自己投資と言われるのか?「自分価値最強の静かな習慣」働く読書習慣まとめ 社会人は生活で忙しいから、出来れば目に見える価値やメリットがすぐ欲しい。読書的価値による成長や幸福を後回しになりがちだが、落ち着いて考えるとそれは自分の価値や幸福の軽視とも思える。 毎日疲れてそれどころではない社会人の読書習慣回復のために、... 2025.05.22 働く読書習慣
世界文学旅行 私が愛する文学性と構造上のポストモダン、人類のための形式『囚人のジレンマ』リチャード・パワーズとピンチョンとはなんだったのか?① 近代アメリカ文学を読む、ということが文学史における何になるのか。 ふと気軽に読み始めたアメリカ文学でポストモダンを考えることになって、金融や政治の印象が強すぎる個人的な現代社会にとってのアメリカの前に、文学にとってのアメリカと文化にとっての... 2025.05.18 世界文学旅行文芸海外作品
働く読書習慣 おひさま、読書習慣のベースキャンプを張り直す 私は仕事が辞めたかったのではなく、本が読みたかったのだ、と気づき、「労働日に読書をする」をテーマに働いている最近の私は、文芸文学の読書ブログやレビュー叩き台だけでは読み書きしづらいことに不自由や制限を感じてきました。社会人を経て、労働時間を... 2025.05.13 働く読書習慣