G-40MCWJEVZR 2025年の人気50記事を一挙公開! 楽しむ読書習慣・2年目 - おひさまの図書館
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2025年の人気50記事を一挙公開! 楽しむ読書習慣・2年目

まとめ

 2月!!それはこのブログの開設月🌞📚🗺

 1年間で書いてきた記事は57記事。
 年間pvランキングで365日統計、2月を区切に50位までを一気に紹介、
 読んだことあるあの記事の人気、
 あなたの印象的だった記事、などありますでしょうか🐨

 目次だけで卒倒しそうだけど大丈夫かな?
 この1年、2年、書いてきました!!さあご一緒に🐰🐢

 2024年のトップ上位記事は↓今回もランクイン✨

得て失った中年男性の人生の悲哀『黄金列車』佐藤亜紀
佐藤亜紀さんは私にとってだいぶ特別な作家さんなので、今回はだいぶ長いです。今月頭に読売文学賞を受賞された最新作「喜べ、幸いなる魂よ」(2022)が先月1/23に文庫化と知り、ポチりました!
社会に馴染む私の達成、人間のマニュアル『コンビニ人間』村田沙耶香
近年の芥川賞受賞作の中で、商業的にも本質的にも貢献度が高いイメージが本作にはある。ブログ開設初年度は、私にとって十年ぶりに文芸読書を再開した年になるのだが、その開始直後にすぐに読んだ本作にはそれだけの知名度があるし、影響力もあっただろう。 ...
現代女子の失恋からの立て直し=貯蓄、コツコツ可愛い節約生活『派遣社員あすみの家計簿』青木祐子
人生初書評に引用させて頂いた本作、やっと原作小説読みました。結婚詐欺により口座残高が427円になった主人公が、友人の助言に従い、自炊や節約、日雇いバイトや派遣労働に勤しむ日々。 ガツガツ働く、コツコツ貯める、いつもここから始められる人生の豊かさと個人の力強さの清々しさが私は好きですし、本作には節約生活を彩る可愛らしさがあるのも好み。 楽しく読めます。
2024年の人気50記事を一挙公開!社会人が読書生活をリスタート
読書ブログ開設から1周年! 設置してある人気ランキングは1年で更新されるので、周年のタイミングで1年間で書いた90記事中、閲覧人気上位50記事を振り返ります。 この記事を読めば私が1年間で触れてきた小説と映画の良いとこ取りができます。  2...

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Contents
  1. 2025年間ランキング1~50位
  2. 2025年も、ありがとうございました!

2025年間ランキング1~50位

1位 直木賞はその作家のつまらない作品にあげるものなのか?直木賞まとめ 487view(2025/03)

 2025年、検索が始まったのもこのページの存在が大きかったかなと思うし、芥川賞企画にも続いたシリーズ感覚はこの記事とポストモダンの偶然の連なりなどによるところが大きかったです。
 記事の書き方や企画の立て方など、この記事を発端にしてる部分が多数。直木賞記事数はそれほど多くは無いのですが、やはりまとめページ強い。
 それにしても投稿日去年の3月なので、まだ1年たっておりません、すごい!
 本年度も皆さんよろしくね~🌞

直木賞はその作家のつまらない作品にあげるものなのか?①歴代受賞作を読んでみよう!『ふがいない僕は空を見た』の窪美澄の場合
2025年上半期の芥川賞、直木賞は該当作品無しとして話題になりました。良い決断と話題性だなと。 普段読書をしない人が「芥川賞受賞作だから読もうかな」「この作家が直木賞獲ったなら読もうかな」と受賞を理由に読んでみて、「何これつまらない!」「芥...

2位 作品の魅力と作家の実力『クララとお日さま』カズオ・イシグロ 294iew(2024/04)

 おととし、開設すぐのころ読んで以降、この記事とバルガス=リョサの『都会と犬ども』くらいしか検索流入が無かった時期が長かった、つまり命綱。作品タイトルに私の名前に近い単語が入っていたり、それに関連してバナーの一部と記事画像が関連していることなども手伝っているのか、結構根幹扱いとして検索からもブログページ内からも読まれて、ずっと数字が安定しています。
 カズオ・イシグロさんは日本にもルーツがあるイギリスの作家で越境や多様性ノスタルジーの要素も持ちつつ、ノーベル文学賞も取っていて現代作家として筆頭立場でありながら商業的にも接続していて、虚構的なフットワークも軽い上で視点固定や操作などのクラシカルな形式手法も用いる、非常にバランスが良い作家さんだと認識しています。
 作家単位での知名度も高く、『わたしを離さないで』など映像化作品もあるので、日本でも作品が文庫化されたりして手に取り易い海外作家さんなので、ぜひ『クララとお日さま』ともども気軽にお読みいただけると嬉しいです。ちなみに『クララとお日さま』は私も紙の本で所持しています、装丁も可愛いですし、ハヤカワepi文庫のフェアとかでも目立つ位置に置いてもらっている印象。ぜひ可愛いお日さまをあなたの本棚にお迎えください🌞

作品の魅力と作家の実力『クララとお日さま』カズオ・イシグロ
『日の名残り』を読んだとき、この作家はあまり好きではないからもう読まなくていいと思った。  一冊目のその読後感と、当時もう評判で最高傑作だと言われていた『わたしを離さないで』のあらすじを見て、次を読む気になれなかった。十年前のそんなことを思い出しながら

3位 「老いぼれを燃やせ」時代のテーマを見つけ出す才能『誓願』マーガレット・アトウッド 260view(2024/11)

 2024年のノーベル文学賞発表前に、書店の特設コーナーでハン・ガンさんよりも目立って並んでいて手に取ったのがきっかけで著者を初読みしました。往年の作家的といいますか、クラシカルな過去作『侍女の物語』と現代性を繋ぐ『誓願』のダブルパンチというか、合わせ技でやられました。ジャンル的にはフェミニズムなのかもしれませんが、私が女性であることも関連するのか、抵抗感もなく、主張も強すぎず普遍性で書かれていると感じる塩梅も好感。作家性を強く感じるし、長く書いていることも好印象。こういう作家や作品が読まれることの、まず第一の社会的・文化的価値も感じる意味で意義性も強い作家だと思います。
 カナダ国籍の作家作品はあまり他に印象が無いので、その意味でも特異。他にももっと読んでいきたいです。「老いぼれを燃やせ」は他単行本収録の中編タイトルですが、『侍女の物語』『誓願』と併せてお読みいただければ面白いと思います。こちらも大家なので文庫版が手に入りやすいのも良い、装丁も古臭くありません。

「老いぼれを燃やせ」時代のテーマを見つけ出す才能『誓願』マーガレット・アトウッド
『侍女の物語』『誓願』『老いぼれを燃やせ』(以下・アンソロジー所収)と読んできて、私はこの作家が好きだと思ったし、その理由はテーマ着眼とその創作性、そして向上性と成長がある。小説家の技術は文章と創作技術だと思うが、才能で言うとテーマ着眼は外...
買い作家は誰だ? 10人が読めるアンソロジー・ダービー『覚醒するシスターフッド』アトウッド、柚木麻子、桐野夏生、サラ・カリー、キム・ソンジュン
マーガレット・アトウッドを筆頭に、柚木麻子、桐野夏生、サラ・カリー、キム・ソンジュンなど、女性作家を集めてシスターフッドのテーマのもとに編成されたアンソロジー。ただ感想を羅列するだけでは面白くない為、競争させてみました。あなたの順位はどうでしたか?

4位 なぜ読書が自己投資といわれるのか?「自分価値最強の静かな習慣」働く読書習慣まとめ 200view(2025/05)

 文芸ブログ・書評レビューから始めた当ブログではありますが、去年のこの記事をきかっけに、読書習慣や社会性にまつわるオリジナル記事も書くようになって、私の思考やブログ趣向にも幅や奥行きが出来たような気がしています。記事画像がブログバナーと関連しているところからも、根幹に据えたい私の意志が見えますね🐨
 みなさんにとって読書とはどんなものですか?
 私にとっての読書、読み書きすること、思考や確信の価値や意味、それが軽くはないから読書ブログを2年間継続出来たと思うし、これからもさらに成長・向上・上昇していきたいと思っています。年末年始を経た現在にかけて、芥川賞企画が押したためにサブ連載としての各種カテゴリーの進捗があまりよくはありませんが、今年は読書習慣記事もどんどん書いていきたいと思っています。

なぜ読書が自己投資と言われるのか?「自分価値最強の静かな習慣」働く読書習慣まとめ
社会人は生活で忙しいから、出来れば目に見える価値やメリットがすぐ欲しい。読書的価値による成長や幸福を後回しになりがちだが、落ち着いて考えるとそれは自分の価値や幸福の軽視とも思える。 毎日疲れてそれどころではない社会人の読書習慣回復のために、...
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5位 アジア人女性初のノーベル文学賞の描き出す地域性、総病み時代の文学『菜食主義者』ハン・ガン 186view(2024/10)

 2024年のノーベル文学賞作家の、受賞作みたいなものですよね。
 24年から2025年にかけて100記事を書いてきて、特に引用や関連抜粋として引いた回数が一番多いのではないかなと思うのがこの記事で、つまりは現代文学の文脈の中枢に関連があるということなのかなと。上位のアトウッド作品と関連して当ブログのランキング傾向を見ると、やはり私が女性であることからジェンダー文学やフェミニスト系と結び付けて推測することも可能なのですが(後に出てくる弱者男性文学や男性不在の停滞期等のテーマも逆説的に)、それはともあれ国内外問わずに21世紀の大きなテーマで転換期として、必ず第一に来るのがジェンダーや多様性(翻っての普遍性や中心主体)であることは間違いなと思っていて、つまり文明におけるそれは文学においても同様であるということからすれば、本作やハン・ガンが2024年に選出されたことは必然に思います。
 いろいろに押されて後回しになっていますが、下位にある<現代韓国というディストピア『サハマンション』>にも関連しますが、ジェンダーやユートピア性や未来性などと現代韓国やアジアというのは一つのモチーフであること、それは文明・文学共に同様であること、から色々読んでいけたら楽しいと思います。

アジア人女性初のノーベル文学賞の描き出す地域性、総病み時代『菜食主義者』ハン・ガン
韓国をぶっ壊せ! 告発はそれ自体、生きづらさを描くことが文学?アジア人女性初のノーベル文学賞作家が描いた前時代的な韓国、『菜食主義者』『回復する人間』を読みました >菜食主義者ビギナーのヨンヘから始まる彼女を巡る精神疾患を普遍的なテーマとして描き、自省する姉の視点は文学になりうる
現代韓国というディストピア『サハマンション』チョ・ナムジュから始めるディストピア文学シリーズ
以前、韓国ジェンダー・アンソロジーで表題作かつ一番面白かった目玉作家として『82年生まれ、キム・ジヨン』という作品でベストセラーになったらしいチョ・ナムジュを初めて知った。 2024年ノーベル文学賞を韓国のハン・ガンが『菜食主義者』が獲り、...

6位 文学的迷子たちへ 184view(2024/01)

 自己紹介ページでもあり、当ブログ1記事目です。トップにもそのように示して置いてあるので、序文として読んでいただけていると推測。文学的迷子たちへ。このタイトル、気に入っています。

 アイキャッチは、Xからスタートした私のアカウントの最初期のアイコン画像で、ノーコピーライトガールさんの作品です。素敵です。
 よく見ると泣いています。エーデルワイスは忘れない、というタイトル。エーデルワイスはドイツ語で「高貴な白」、花言葉は「大切な思い出」「noble courage(高潔な勇気)」「大胆不敵」、学名「leontopodium」はギリシア語で「ライオンの足」を意味するんだとか。
 高度2000~2900Mの高山帯の石灰岩地を好むエーデルワイスの花は、星のように長く白い花びらのような部分だと思われがちですがそこはじつは葉っぱで、本当の花弁は黄色い筒状の部分のようです。

文学的迷子たちへ
文章を読みたいし、できればそれは夢のようなフィクションだと素敵だ。 一人でも多くの文学的迷子が減り、一冊でも多くの本が読まれ、何より私がその孤独から救われますように。

7位 現代韓国というディストピア『サハマンション』チョ・ナムジュから始めるデイㇲトピア文学シリーズ 170view(2025/09)

 こちら、投稿当初から一気に読まれて驚いた記憶があります。
 ハン・ガンさんを発端にして韓国作品何冊か読みましたが、どれも結構人気だった印象。やはり日本では韓国文化は親しまれやすい印象はありますよね。韓国料理は好きです。
 関連してディストピアを何冊も読む予定が、芥川賞に押されて立ち消えになっていること、覚えている方がいたらすみません。これは絶対に現代テーマだと思っていますし、虚構性もある為、必ず読みます。気長にお待ちいただけると嬉しいです。あるいは先行して、お勧め作品など教えてください🐰
 オーウェルの『一九八四』は全然反応なかった、なんでだw

現代韓国というディストピア『サハマンション』チョ・ナムジュから始めるディストピア文学シリーズ
以前、韓国ジェンダー・アンソロジーで表題作かつ一番面白かった目玉作家として『82年生まれ、キム・ジヨン』という作品でベストセラーになったらしいチョ・ナムジュを初めて知った。 2024年ノーベル文学賞を韓国のハン・ガンが『菜食主義者』が獲り、...

8位 頑張れない時代の私たち「週5日8H労働からの脱走」170view(2025/07)

 読書習慣カテゴリのオリジナル記事です。
 自己投資の記事を含め、オリジナル記事がここまで読まれるとは当初思っていませんでしたが、やはり私のブログはXフォロワーさんの来訪に支えられているので、金融や労働に関する記事は流入が多い傾向があります。
 読書ブログなので、こちらではあまり触れていませんが、Xではセミリタイアや労働脱出の話をメインにしていた時期もあるので、その中間のテイスト。読書と労働、社会と労働等、関連テーマに興味があり、それはとても現代的だし社会的だとも思うので、今後も関連で書き続けると思う主題になりそうです。

頑張れない時代の私たち「週5日8h労働からの脱走」
1日8時間、週40時間働く、最低限の労働でも大変だし、それすら卒業したくてFIREを目指すような人が増える現代社会においてがんばることは正しいと知りつつも狂気に近く現実的ではない。 がんばることや今の労働以上を目指すこと、夢や希望のために尽...


 

9位 【映画】お前のミルクシェイクも俺のもの!『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』150view(2024/07)

 映画ジャンルでは1位🥇
 タイトル勝ちなのか、検索からも息長く読まれている印象。最近映画全然見れていませんが、読書をリスタートした2024年に読書から少し離れて映画を観ていた時の1記事です。私は基本的にきれいな女優さんが素敵な映画が好きなはずなのですが、この時期に面白かった映画はどれも男臭いものばかりでした。みなさん最近のおすすめ映画はありますか? プラダを着た悪魔の続編楽しみ👠

【映画】お前のミルクシェイクも俺のもの!「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」90点
ある男の成功と孤独を描いた意味では「ウルフ・オブ・ウォールストリート」とも比較できるが、重厚さが段違いで、画面作り一つをとっても全場面に緊張感があり、軽薄さのかけらもない格の違いは創作的完成度に表れる。そして重い凄まじさが魅力的に仕上がるのだから、虚構性とは何かを改めて考える。
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【映画】鮮烈な悲しみの演技と踊らされた男「ジョーカー」90点
(2019) 監督:トッド・フィリップス 脚本:同上、スコット・シルヴァー 主演:ホアキン・フェニックス 出演:ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ
【映画】難しいモチーフをそれでも主題的に描き切る手腕こそ虚構創作『アメリカン・スナイパー』100点
(American Sniper)(2014年)  主題として見ても、現実とのリンクとしての虚構創作や鑑賞としての価値、単純な魅力と完成度、どれをとっても一級品だと感じた本作。三か月間映画ばかりを見た2024年の夏から秋にかけての期間、記事...

10位 カズオ・イシグロに感じた軽薄さの正体『わたしを離さないで』133view(2024/04)

 作品知名度や完成度的にはクララよりこちらでしょうが、当ブログではお日さまパワーによりこちらの方が下位に甘んじていますが、2年近く前に投稿しているけれど今年も10位にランクインは伊達じゃありませんね。こちらの作品、前半とてもつまらないのですが、最後まで読むと色々繋がって面白いです、そういうのも読書の醍醐味ですよね。作者単位で好みとは言えませんが、記事で書いたり色々してて印象派強い作家さんです。『日の名残り』は合いませんでしたが、10代のころ初めて読んだ著者の作品はそちらでした。読書ブログを始めなければ作者再読もあったか疑わしいので、再会に乾杯です。
 現代的で、売れていて、素晴らしいですよね。

カズオ・イシグロに感じた軽薄さの正体『わたしを離さないで』間違いなく傑作
ブッカー賞・ノーベル賞受賞作家の代表作、そして傑作なんでしょう、私も感動しました。しかし非常に複雑。これを大声で素晴らしいと言える人、すごいな純粋に。それほど退屈で、完成度が高く、疑問符が残る作品。ある意味でこのつまらなさは日本の純文学的なことなのかも?

11位 デビュー作の完全昇華『しろがねの葉』は大勝利受賞作 千早茜① 128view(2025/05)

 直木賞シリーズではまとめに次ぐ2位、実質1位ですね。著者の作品は中断する前の10代にデビュー作を読んでいて、読書ブログを始めて直木賞企画に関連して受賞作を読みました。面白かったです、デビュー当時の作風を正当に伸ばした結果で受賞できているのが特にうれしかったし成長性を感じました。ただ著者のほかの作品は結構微妙でした。
 商業文化的にはこういう作家さんがきちんと伸びて書いてくれるのが大事です。

デビュー作の完全昇華『しろがねの葉』は大勝利受賞作/直木賞はその作家のつまらない作品にあげるものなのか?千早茜①
直木賞はその作家のつまらない作品にあげるものなのか?のテーマ企画に、力強く反撃してくれた2022年の受賞作『しろがねの葉』。処女作からの作品的昇華、作風的な大成功を目の当たりにして成長性に驚いた。作家はこんなにも良くなる!を目の当たりにして...

12位 作家がその人生に見出した虚構性『たんぽぽのお酒』で思い出す『無声映画のシーン』レイ・ブラッドベリ、フリオ・リャマサーレス 127view(2024/10)

 こちらも太陽モチーフというか、たんぽぽモチーフによる下駄があるのか、初年度から変わらず上位をキープ。1冊読むだけで書くことが難しくても、2冊を読むことでいくらでも書ける、が始まったころの記事ですね。レイ・ブラッドベリはディストピア関連で『摂氏 』を読みたいなと思っていますが、ここでは著者は強みで半自伝小説を掴むという不運を経験。華氏451度

作家がその人生に見出した虚構性『たんぽぽのお酒』で思い出す『無声映画のシーン』レイ・ブラッドべリ、フリオ・リャマサーレス
書くことの効能や、物語にすることの効果については色々言われるところだと思うが、その生業は夢遊病者やほら吹きのようでもあるし、壮大な夢やちっぽけな愛おしさが、いかに自分の胸を打ち、他人にとっての価値になるのか。たかが文書、たかが物語の、現代に...

13位 思考停止の快楽「人間性の放棄と回復」~回消費者社会における希望とは?~126view(2025/)

 これもオリジナル記事。
 やっぱ仕事や心配事やスクロール雑多により、私たちの脳は疲れてごちゃごちゃしてますからね。癒しが必要、本当に必要。そして現代社会における消費とラットレースなど、オリジナル記事としては初期ではありますが、だいぶ私の主観や価値観などが表れているなと感じます。
 まあでも読書ブログで上位にオリジナル記事がこう何記事も来る不思議🐰

思考停止の快楽「人間性の放棄と回復」〜皆消費者社会における希望とは?〜
受動的にて「考えなくていい」ことに甘えて脳を無思考に浸せる時間の愛おしさは、日々のストレスから解放する現代的な怠惰ともいえる。資格勉強をしなくちゃいけない、読書がしたい、なのにふとスマホに手が伸びてSNSチェックをして、スクロールを繰り返す...

14位 金融小説の読み方と魅力、まずはお金を数えましょう『金の仔牛』佐藤亜紀 12②view(2025/03)

 2025年の佐藤亜紀本ですね。お気に入り作家を年一で扱う流れも生まれてきました。佐藤亜紀、バルガス=リョサ、皆川博子さんなんかは分かりやすいです。
 刊行は2012年の作品ですが、装丁が可愛くてハードカバー版が欲しくて買っちゃいました。
 私のXのアカウントは金融・株アカなのもあってか評判と共に㎴初速も良かった印象。金融テーマであることを除いても、虚構性も非常に高く甘く可愛らしいモチーフ性、読んでいて楽しかったです。
 気軽に金融や株式に関わる本が読みたいわ、って方、
 佐藤亜紀さんの作品最初に読むならどれが読みやすい?って方、お勧めです。

金融小説の読み方と魅力、まずはお金を数えましょう『金の仔牛』佐藤亜紀
人類と文学の祈りが切り離せないように、人類と金融経済も切り離せない。その交わるところにある作品こそ、個人的な主題になってもおかしくはないのか、とふと気づいた本作の読書観。 フルタイム労働の間にsnsデビューした私の長らくの主戦場は金融投資を...

15位 ミステリの女王の紹介本「クリスティを読む!」大矢博子 121view(2024/10)

 こちらの記事もずっと人気ありますね。
 個人的には、小学校で漫画版のシャーロック・ホームズに触れて、中学校でミステリー小説筆頭のアガサ・クリスティに触れるみたいな、虚構創作やエンタメジャンルにおいての鉄板だったり古典性だったりするのかなと。今の小中学生は何を読むのでしょうね?
 こちらの本、とても読みやすいですし、100冊以上もあるクリスティの刊行作品の中から抜粋して沢山分かりやすく軽快に教えてもらえるので、為になるし楽しかったです。わたしのブログもこれくらい軽快になるといいのになの気持ち🐨
 そして総集されると改めてクリスティは虚構創作における天才ですよね、凄味が違う。ジャンル小説の枠を超えた普遍性。

ミステリの女王の紹介本「クリスティを読む!」大矢博子
小説家とか俳優とか、虚構創作に携わる職業にはえてして虚構性に恵まれたり押し付けられたりするし、現代で言うところのブランディングを含めたイメージ性が商業性や文学的な色気の箔付けになったりする。 世界的に際立つミステリ作家といえば私は一番にアガ...

16位 これが現代韓国が推す作家?『わたしたちが光の速さで進めないなら』キム・チョヨプ 117view(2024/11)

 これ、検索から読まれている印象があります。
 韓国作品を扱った記事は総じて結構好評なイメージがあるのですが、ハンガンの次にこちらがランクイン。ライトなSFで、感情的な部分も強いので読みやすいのでがちがちなSFは苦手だわって方はお勧めだし、装丁も可愛らしくて、刊行当初SNSで話題だったのも良くわかります、やはり韓国は商業が上手いですよね。

これが現代韓国が推す作家?『わたしたちが光の速さで進めないなら』キム・チョヨプ
韓国文化の日本輸入隆盛は久しいけれど、韓国文芸はその成功例に加われるのか? 一時期よくsnsで見かけた本作ですが、あらすじや雰囲気は伝わってこず、中身は謎に満ちていましたが、読んで納得。 手に取るきっかけは、ノーベル文学賞受賞のハン・ガンに...

17位 私が愛する文学性と構造上のポストモダン、人類のための形式『囚人のジレンマ』リチャード・パワーズとピンチョンとはなんだったのか? ポストモダンシリーズ① 116view(2025/05)

 投稿当時全く読まれなくて、まあそりゃそうよな、カズオ・イシグロで経験済みだわって思ってました。有名な米国の作家さんで、10代でたまたまタイトルと装丁で手に取った『エコー・メイカー』が好きだったので、ブログと共に読書を再開していつか読もうと思っていた作家さんを2年目にやっと読んだら、あれよあれよとポストモダンシリーズとして展開。まさかこんなに読まれるとは思っていませんでした、17位って😿集客力でジョニデに勝ったよ!!完全におかしなブログだよ😿❤
 検索からも読まれているのが嬉しい、ありがとうございます。
 打倒ポストモダン、21世紀の文学、私のリョサ愛がほとばしる記事。偶然にも追悼へ。

私が愛する文学性と構造上のポストモダン、人類のための形式『囚人のジレンマ』リチャード・パワーズとピンチョンとはなんだったのか?ポストモダンシリーズ①
近代アメリカ文学を読む、ということが文学史における何になるのか。 ふと気軽に読み始めたアメリカ文学でポストモダンを考えることになって、金融や政治の印象が強すぎる個人的な現代社会にとってのアメリカの前に、文学にとってのアメリカと文化にとっての...

18位 【映画)ジョニー・デップの打率、映画製作のふしぎな事件『チョコレート工場の秘密』>>>>>>>『チャーリーとチョコレート工場』と『ネバーランド』115view(2024/09)

 こちら、地味にお気に入りの記事なのですが、その意気が感じてもらえてというよりはジョニデの知名度かなって思ってしまうけど、どうなんだろう。
 ジョニデ版のチャリチョコよりも、続編のイケメン・チョコレート作品のが好きです。やっぱ映像作品って言うのは明るくないとね、でもその次にプロットや脚本だよね。

【映画】ジョニー・デップの打率、映画製作のふしぎな事件『チョコレート工場の秘密』>>>>>>>『チャーリーとチョコレート工場』と『ネバーランド』
『チャーリーとチョコレート工場』(2005)はお金と技術をかけてジョニー・デップを使っても、こんなにもつまらない映画が作れるものなんだ、ということを教えてくれた驚きの映画だったが、1971年版の『チョコレート工場の秘密』を今回見観て、どのジ...

19位 芥川賞で日本文学が読めるのか?①初回は歴代まとめと『コンビニ人間』村田紗耶香と『消滅世界』111view(2025/08)

 芥川賞企画のまとめページですね。最近更新してなくてさぼってるのがバレます。
 直木賞の次に芥川賞を読む、とスタートした時にはこれほどたくさん読むとも、これほど色々膨らむも思いませんでしたが、沢山楽しめました。してよかった企画です。
 純文学の歩み、日本文学の現状、言語や文学観、社会性やジェンダーなど、様々考えさせられました。

芥川賞で日本文学が読めるのか?①初回は歴代まとめと『コンビニ人間』村田紗耶香と映画化『消滅世界』から最新長編
日本文学の魅力とは何か? そもそも、日本文学って存在するのか? 海外文学好きの私はラテンアメリカ文学、アメリカ文学を読んできて、ふとそんなことを思いました。そもそも文芸の多くを文学と呼称するのも個人的に苦手なのですが。 日本の真面目な文芸と...

20位 【映画】世界の外食産業を塗り替えた赤と黄色の2時間。マクドナルドの創業秘話『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』 110view(2024/08)

 映画カテゴリでは3位ですね。根強い人気があります。
 まず記事のタイトルが良いですからね、あと創業秘話とかも株アカっぽくて好まれるのかもしれません。私はファストフードあまり食べませんけど、子供いるとマクドナルドってイメージはあります。
 創業秘話なら『ソーシャルネットワーク』兄弟モチーフは任天堂。

【映画】世界の外食産業を塗り替えた赤と黄色の2時間。マクドナルドの創業秘話『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』70点
(The Founder)(2016) 後にマクドナルドの”創業者”として名をはせるレイ・クロップ(マイケル・キートン)はそのころまだミルクシェイクミキサーの訪問販売の営業マンをしていた。冴えているとはまだ言えない。 ある時にミキサーを8台...

21位 『BUTTER』は『ナイルパーチの女子会』より優れた小説なのか? 社会派小説の意義と書ける範囲。柚木麻子① 110view(2024/09)

 ずいぶん前の記事という感じがしますが、2024年のものなのですね。
 単行本発売当初や、文庫本発売でもSNSで話題になっていたし、楽しみに読んでハードルが上がっていたのに、、、っていう鬱憤もあったのであろう『BUTTER』私は全然認めてませんけど、世間的には代表作なのかな? 名実ともにそれを超える作品でうならせてほしいです、国内文芸が再接続するにはこういう作家さんが大事だと思うので。

『BUTTER』は『ナイルパーチの女子会』より優れた小説なのか? 社会派小説の意義と書ける範囲。柚木麻子①
>これはいったい何を面白がればよい小説なのか? >これを社会派長編小説とは、お前の社会どんだけ狭いんだよ >ナイルパーチで獲れないとなるとやはり直木賞は信用ならないかなと思ってしまう ☑️上げられた期待値 ☑️社会派小説という不適切な煽り ☑️小説家が書くべき自分の範囲 ☑️私の読書が全く現代的ではない点について

22 位 文芸への信頼と彼の文学が目指すもの『ラ・カテドラルでの対話』マリオ・バルガス=リョサ 107view(2025/02)

 2025年の初めに読んで、今年の個人的ランキング1位はこれかもなと早々に思った1冊。
 2025年を今振り返っても圧倒的で、完成度は堂々ぶっちぎり。
 こんな地味なタイトルで、わけわからん交錯的形式なのに、なぜかこんなに面白い。主題と文芸形式の合致、多様な声と複合の表現が国家を浮かび上がらせる手法」、そしてラテンアメリカ的な虚構的魅力、文句なしです。しいて言えば主役二人が弱男過ぎる、マッチョ世界でこれは大変だな、という人物設定が上手い、南米で作家をやるって大変なんだろうな。ハードルは高いかもしれませんが、『緑の家』より読みやすいし、『都会と犬ども』より洗練を感じます。好きなのは『チボの狂宴』ですが、出会いは『楽園への道』で、『悪い娘の悪戯』路線も悪くないです。つまりだいぶ好きです。作為的で濃密で繊細で圧倒的な世界、いつか1冊ぜひ!

文芸への信頼と彼の文学が目指すもの『ラ・カテドラルでの対話』マリオ・バルガス・リョサ
私のブログを読んでくださっている方はご存じかと覆いますが、私は著者が好きなので、今回もほめちぎっていますが、それはなぜなのか、手放しの評価感想は私は元居ません。 好きな作風や、主題の扱い方や傾向、その作家の存在価値と読者にとっての読書自体が...

23位 打倒する惑星の大きさ、人類のための形式 革新の価値が高いアカデミズムと、確信の価値高い読者評価 ポストモダンシリーズ完結⑤ 105view(2025/08)

 これまさかです、途中まで誰もランクイン想像してなかったはず。
 なぜか読まれました、ポストモダンシリーズからどんどん重く膨らんだし海外作品なので、これは誰得でもないな、ギリギリ私得だなくらいにしか思っていなかったのに。やはり①と完結⑤が人気、というのもまた😿❤
 パワーズを読もうとしてポストモダンにぶつかり、ピンチョンと格闘するしかなくなり、色々と悪戦苦闘した日々、上半期のこの戦い、良い経験になりました。読書体験は本来そういうものであるのかも。読解コストは高いですが、混乱と衝撃の後に、きっと快をくれます。明日も世界が進みますように、とページをめくるの楽しいです。

打倒する惑星の大きさ、人類のための形式 革新の価値が高いアカデミズムと、確信の価値が高い読者評価 ポストモダンシリーズ完結⑤
最後だっていうのに、目次見て気絶しませんように。 一区切りつきましたピンチョンとポストモダン。これにて世界文学旅行、2地域目のアメリカ、いったん終了です。まさかの足掛け3か月で5記事、文字数は考えたくありません。でも色々見えてきたものがあり...

24位 2024年の人気50記事を一挙公開!社会人が読書生活をリスタート 104view(2025/02)

 去年の周年記事です、書いていて楽しかったので今年もやりました。
 記事数が増えてきて、2024年と2025年の記事が入り乱れて、来年はどうなるのか、今から楽しみです。私のお気に入り記事、あなたのお気に入り記事もランクインしますように。

2024年の人気50記事を一挙公開!社会人が読書生活をリスタート
読書ブログ開設から1周年! 設置してある人気ランキングは1年で更新されるので、周年のタイミングで1年間で書いた90記事中、閲覧人気上位50記事を振り返ります。 この記事を読めば私が1年間で触れてきた小説と映画の良いとこ取りができます。  2...

25位 最も売れたポストモダン小説?『競売ナンバー49の叫び』革新の価値が高いアカデミズムと確信の価値が高い読書評価~ピンチョンとはなんだったのか?ポストモダンシリーズ④ 102 view(2025/07)

 これもまさか、そしてポストモダンシリーズ⑤①④ランクインなの凄いな。
 何はともあれ、「Lotof~」ってかっこいいです。
 ③は重力の虹、④はオーバーストーリー?

最も売れたポストモダン小説?『競売ナンバー49の叫び』革新の価値が高いアカデミズムと、確信の価値が高い読者評価~ピンチョンとは何だったのか?ポストモダンシリーズ④
世界文学旅行2地域目として、米国・リチャード・パワーズを続けて2冊読み考えてきて、特にアメリカにおける近現代文学に少し詳しくなれた気がするが、過程の文脈の中で何度も出てきたトマス・ピンチョンを避けて通れなくなってきた。 前回あれほど扱ったピ...

26位 【図書】現代人と読書「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」「読書は鼻歌くらいでちょうどいい」97view(2025/05)

 三宅香帆さんは他も読みたいなと思いつつこれしか読めていません。
 私にとっての読書、みんなにとっての読書、色々あるけど、働きながらの読書、って難しいと思う。自分のための時間の作り方、取り方、なんて難しいんだ。

【図書】現代人と読書「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」「読書は鼻歌くらいでちょうどいい」三宅香帆、大島梢絵
空想に逃げる時間は勿体無いし、勉学に励む挑戦も困難で億劫だし、明確にお金を稼ぐお得な労働で日常を流す毎日に負かされていく。 読書の幅は視野の狭まりなので、最近は文芸以外も月間テーマで3冊と決めて読んでいます。4月は読書をテーマに『なぜ働いて...

27位【映画】絶妙なすれ違いが一生愛おしい「あと1センチの恋」75view(2024/07)

 映画カテゴリ4位ですかね。
 相互さんにお勧めされてみました、またこういう素敵女優さんの素敵映画観たいです。最近美麗な映画観られていない、素敵女性も素敵な恋も人類の宝。

【映画】絶妙なすれ違いが一生愛おしい「あと1センチの恋」90点
(原題: Love, Rosie)(2014年) おすすめされなければ自分では絶対に観ない系の恋愛映画、物凄く面白かった。こんな作品を知っているセンスと人生が羨ましい。そして私も今日からその仲間入り。なんてティーンで、なんてもどかしく、なんて可愛らしくも取り返しのつかない気持ちの探り合い、そして軽率と不器用。こういう恋愛をしたことがある人も多いだろうし、そういう人は序盤から胸を掴まれる。

28位 子供のころに欲しかった地図「世界文学旅行」73view(2024/12)

 これめちゃさぼってますね、更新せねば。
 でもやりたいことってこういうことです、6位の文学的迷子にも関連します。
 去年の12.1月頃ラテンアメリカ読んで、その後アメリカへ行ってポストモダンと格闘して疲れて帰国したわけですけれども、今年はまたもう一度ラテンアメリカへ行きます😊👜❤
 ヨーロッパとかアフリカへも行けよ、って思いますよね?分かります。

子供のころに欲しかった地図「世界文学旅行」
世界文学、という言葉はグローバル社会の今、死語かもしれません。テクノロジーが進化する、1年前、3か月前はどんどん昔になっていくこの時代に、10年前の20年前の作品や技術をありがたがるって、すでにおかしな文化と化しているのかもしれません。  文章や物語は国境や文化、時代を超えられないのか?

29位 自分にしか書けないものが書けるようになるまで『かか』『くるまの娘』宇佐見りん72view(2025/09)

 芥川賞まとめ以外で、下半期からのランクインはこれが初?
 集計期間が短いと不利なので、2025年2月投稿が有利で9月投稿が不利のはずですが、5か月間の数字でランクイン、素晴らしいですね。でも検索からも読まれているし、私も結構引用している印象。それくらい文脈的に大事で、大事に扱っていくべき作家さんだと思います宇佐見さん。
 その後単行本は書いてないみたいです、就活とか社会人生活してるのかな?大事です、いろいろ経験して作家性を膨らませて、自分にしか書けないものが書けるようになりますように。作家性はその才能や素養をいかに大事にしながら、どれだけ社会人生活が積めるか、感性と思考と興味にかかっていると思います。現代小説ばかりが必要だとは思いませんが、見聞や現実接続は必須でしょう。

自分にしか書けないものが書けるようになるまで『かか』『くるまの娘』宇佐見りん 芥川賞で日本文学が読めるのか?③
芥川賞で日本文学が読めるのか? 第三弾は、若干21歳で受賞した宇佐見りん。 私は過去記事で『推し、燃ゆ』を読んでいますが、推しという社会派テーマを扱ってなぜかこだわった発達障害が著者の最大モチーフかと思い、狭い範囲で書けた作品で受賞したのだ...

30位 現代作家の生き残り方『雷と走る』『男ともだち』受賞作ストレート勝ち以外の価値を探せ!千早茜② 71view(2025/04)

 意外……
 どういうコメントしていいか困る…
 それだけ人気がある作家さんなのでしょうね。もう少し虚構性を増やして厚みも増やして映画化とかして本気で売り込みかけたら面白いと思うのですが、そこまでは周りは売り込む気が無いということなのでしょうか? デビュー作をリアルタイムで読んでいたのと、直木賞での出世が嬉しかったので、大事にしてあげてほしい作家さん。
 柚木麻子さんや千早茜さんなど、売り易い作家がいるのに、上手く商業活用できないのは業界の問題だと感じる、もっとどうにかなる。 

現代作家の生き残り方『雷と走る』『男ともだち』受賞作ストレート勝ち以外の価値を探せ!直木賞企画、千早茜②
受賞作がデビュー作を彷彿とさせながらも完璧に上回ってみせる納得の出来だった千早茜。作風メインはその二作に見える非現実的な虚構性だと思うが、現代性のある作品は書けるのか? 手広く書く中で他路線でさらなる魅力が見つかるのか? 不安と期待を胸に三...

31位 そうはいっても面倒くさい、やる気が出ない、今じゃなくていい「やらない理由を探す心理撃退」69view(2025/05)

 オリジナル記事です。
 なんなら人気記事、文芸レビューの方が少なくないか?という感じすらしてきた。
 でもこういうビジネスハックみたいなの好きだし、実務的に生産的にコスパ的に暮らしてる人好きだし、私もそう暮らしたいと思っています。でも一番の主題は文芸で文学、というところに私の味がありますね。自嘲🐰
 ちなみにこのアイキャッチ可愛いですよね。

そうはいっても面倒くさい、やる気が出ない、今じゃなくていい「やらない理由を探す心理撃退」
前回から分かるように読書のメリットあるにも関わらず、なぜ読書離れは叫ばれ、働いていると本が読めなくなるのか? 読書以外にも、勉強、運動習慣、減量や食事制限、節約、その行動が明らかに自分にとってメリットがある良いことだと分かっていても、あと五...

31位 大人は勉強、小説はモラトリアム、絵本は子供の本「世界の一流は「休日」に何をしているのか」労働サプリの使い方 69view(2025/09)

 個人的にはビジネス書結構好きなのですが、
 文学観点からすると、畑が違って見えるので黙っていましたが、昨年解禁。
 といっても、芥川賞企画とか月間8記事とかを始めてからは、その為の読み書きばかりになってあまり読めず。最近は認知機能の本とか少しし重めが増えて、ライフハック的な新規性軽さが遠のいている感じ。リアル書店でビジネス書コーナーみるのが好きなのですが、トレンド的にも、自己肯定感を上げる系・不安さん向けのあれこれ、など攻めるよりは癒す方向が目立つ気がして、いやいやもっと頑張っていこうよ気持ちだよ気持ち!エネルギーだよ肉食おうぜ!!って感じです。
 文芸読書ブログとは思えない多面性🐨❤

大人は勉強、小説はモラトリアム、絵本は子供の本「世界の一流は「休日」に何をしているのか」労働サプリの使い方
子供の時の本を読むことは絵本のことだったが、大人になると読書という行為の対象はビジネス書や職業上の実用書になっていくし、年齢と共に読書の対象やそうあるべき対象は変化していき、労働や現実を前にすると虚構創作や文芸小説などは絵空事のような感覚す...

31位 ワゴンセール品同士の恋愛未満が空前の大ヒット、ドロドロ婚活小説『傲慢と善良』辻村深月 69view(2024/06)

 『傲慢と善良』はもうわかったから、それ以外は最近どんなの書いてるんだろうね?
 SNSでもあまり見ないけど、セーブしてるのかな。年1作家には入っているので、時が来たら読みます。

ワゴンセール品同士の恋愛未満が空前の大ヒット、ドロドロ婚活小説『傲慢と善良』辻村深月
私にとって小説家とは技術で、文章力と創作性の完成度なのだけど、同じだけ商業性が必要であり、芸術性と商業性はどの時代の作家にも付きまとう実力と実績だ。 少し前にフォロワーさんから、「辻村深月『かがみの孤城』の書評を読みました、辛口でした、好き...

34位 恋愛しか頭にない図書館司書さんたちの『海の見える街』畑野智美 66view(2024/03)

 これまだ残ってるんですね、びっくり。
 思いながら読み返してみたら、だいぶ軽いし短くて、今の記事重すぎ気持ち悪いなと。
 もう少し軽く明るく書いていく必要を感じました。
 この記事もキャッチが可愛いですよね、こんな青春小説風味はこの作品にはありませんが。

恋愛しか頭にない図書館司書さんたちの『海の見える街』畑野智美
海辺の街にある図書館や児童館で働く4人の男女が囚われた、思春期の苦さや社会人の狭さに、ジブリもカレーパンもナポリタンもウサギもロリータも投げ込んで、不慣れな恋愛小説書いてみました!小説家3年生😊

34位 入門にも復習にも優しい上下巻の三国志『諸葛亮』宮城谷昌光 66view(2024/05)

 こちらの記事も初期から読まれやすいです。
 歴史小説家というと私は司馬遼太郎さんと宮城谷さんくらいしか明確には認識していないのですが、最近のトレンドとかおすすめの作家さんは出ているのかな? 司馬遼太郎は虚構性が強すぎるけど、歴史小説はそれだけだと軽薄になりがちで、作者で選びがちだな。宮城谷さんはその温かさと静けさがいいのですよね、誠実さを感じます、きっと人柄。
 思えば2025年は直木賞や芥川賞など体系一覧などから作者を選んで読んだものが続いたので、最近じぶん自分主導の作家さんを読むことが減ったのか、年1リストが楽しみ、宮城谷さんは何を読もうかな。

入門にも復習にも優しい上下巻の三国志『諸葛亮』宮城谷昌光
読書ジャンルの偏りは、隔てりなく読んでいるつもりでも自然と生まれていて、個人的には昔から好きだった歴史小説も、社会人が読書を再開させて読書ブログを開設して以降の近年読んだのは本作のみとなっている。いつか諸々が落ち着いたら読みたい気持ちはあっ...

34位 ポスト・ポストモダンの中で輝く持続的世界への渇望『オーバーストーリー』リチャード・パワーズとピンチョンとはなんだったのか?ポストモダンシリーズ② 66view(2024/)

 ①17位→⑤23位→④25位→→②34位、とランクインしてきました。
 まさかだな🐰2025年の日本で誰が1980年代のポストモダンシリーズ研究したり打倒しようとしたりするねん、私しか読まんわと思ったのに😿とてもうれしい。
 『オーバーストーリー』自体も結構面白いつくりをしていて、序盤の章立てのあたりはだいぶ面白くて、正統派の海外作品を読める期待が膨らんでからの意外な展開、謎の落着。そこから見る著者の挑戦や未成熟、つまりは新たに何を志向してどこへ向かっているかの期待値の高い作家性、やはり世界レベルはそういう大きさが必要なのです、今ではないのです、未来です、人類は更新していく!!
 異なる文脈で読むと、気候文学・持続可能な世界への展望、人類主体から他へ視点を移す試み、環境と人類などなど、主題テーマはいくらでも転がっており、その世界観や倫理観が②1世紀的だと思うし、文学が引き受けるべきものである、と考えさせられたきっかけと、現代主題に基づく最前線も感じることが出来ました。そういう野心や倫理観が作家にはきっと必要。

ポスト・ポストモダンの中で輝く持続的世界への渇望『オーバーストーリー』リチャード・パワーズとピンチョンとはなんだったのか?ポストモダンシリーズ②
十年ぶりのリチャード・パワーズとして前回『囚人のジレンマ』を読んだが、個人的に趣味ではないポストモダンについて考えたり、パワーズの作家性に不安になったりしながら、今回は二冊目。 私の杞憂をあっさり覆しながら、主題や志向性が文学性にとっていか...

37位 未知の楽園と運命のロジック『喜べ、幸いなる魂よ』佐藤亜紀 65view(2024/04)

 佐藤亜紀きたー!!!!!!!
 15位に続いて2記事目ランクイン😊
 文庫版も手に入り易いし、装丁も素敵だし、お勧め、非常に読みやすく牧歌的な大団円、温かい深みもあります。15位の金融小説は苦手そうだけどって方は、こちらの温度と知性を感じる1冊いかがでしょう? やはりクラシカルな魅力。対極にある鋭利で鈍器で血みどろな神話系青春小説、ミノタウロスもおすすめです。佐藤亜紀が文庫で読めるんですよ!ぜひ一冊本棚へ🌞
 

未知の楽園と運命のロジック『喜べ、幸いなる魂よ』佐藤亜紀
存外ファムファタールものは戯曲性が高いから、創作ではよく愛されてきた。 運命の女に翻弄される男の物語。まずモチーフとして魅力的なヒロインが生まれる、そんな女に振り回される男の人生はそれだけで波乱に満ちたストーリープロットになる。つまり物凄く...

38位 ドラマが面白い! 夢と人生の力強さ『空飛ぶ広報室』有川浩63view(2024/03)

 これも1年目の記事ですね。検索からも流入があります。
 有川さん、最近は児童文学を書かれているのかな?
 空飛ぶ広報室で直木賞候補になっているそうで、つまりノンホル????
 こんなに映像化されて貢献してるのにね、そういう素材を上手く使えないでって感じがするので、これからの時代の作家さんは本屋大賞が大切にしてくれるのかな、虚構創作と文芸、大事にしていきましょうね。有川さんはこの一冊しか読んでいません、ガッキー効果です、ぜひドラマ観てほしい、青春と夢と人生と恋が詰まってます🐰

ドラマが面白い!夢と人生の力強さ『空飛ぶ広報室』有川浩
夢がかなわなくても、なりたい職業に就けなくても、人生は続く。 この強い言葉が希望のように響く印象が、私は同作にはずっとあった。これは決して絶望の言葉ではないはずで、もしもその続く人生が暗く感じられる人にはぜひ読みやすい原作小説からあたってみ...

39位【図書】歴史的虐殺モチーフを片道切符に「ラテンアメリカ文学を旅する58章」62view(2024/01)

 まさかのランクイン!!!!
 この記事、タイトルはいいのにアイキャッチが手抜き過ぎる😿
 後の42位もですが、この2冊だけでもわかる、当ブログの変な感じは何でしょう。
 普通読書ブログでそんなわけないじゃん🐶?
 ポストモダンシリーズも、ラテンアメリカ文学ガイドブックも、現実現代を重視して生きていたら何の関わりもなければ必要価値もないわけですよ。それでも読まれる、その理由について考えたい。

【図書】歴史的虐殺モチーフを片道切符に「ラテンアメリカ文学を旅する58章」
装丁は微妙ですが、本書の旅行感はとても楽しいし、創作技術や批評言語ばかりによらずに、何人もの筆者の密度ある文章が続くラテンアメリカ文学の手引き、とても面白く読みました。 これからラテンアメリカ文学読んでいきたいな、と思う方はぜひ私のブログと...

40位 今誰かが確信すればそれは文学『都会と犬ども』マリオ・バルガス=リョサ 60view(2024/03)

 今でこそバルガス=リョサ好きとか言ってますけど、
 そういう言い方が私はずっとできなかったし、どこがどう好きなのか、ブログを始めて読み書きしながら信頼が深まった感じがします。何に好感を持ち、どこを評価していて、でも欠点はそこにあるんだけど、それを含めてどう感じているのか、それときちんと向き合い言語化して、私はやっと腑に落ちるのだな、ということがブログ活動を始めて感じたことです。
 初めてこの記事を投稿した時は、え誰それ?って反応で、私もえええ???って感じだったのに、2年経過した現在では、おひさまさんまたバルガス=リョサの話してる、好きだなーって済まされるだろう気持ちで書いてる感覚、これは自分で作り上げたものだなと感じます。
 そういう成長過程が必要で、大人にも青春はあり、青さは無限で、拙くて、先がある。
 ラテンアメリカに生まれた少年たちを普遍性にしているのは?
 開設間もなくの記事ですが、いまだにこの位置にあるの嬉しい。
 さすが私のブログ読者様たち🌞

今誰かが確信すればそれは文学『都会と犬ども』マリオ・バルガス=リョサ
ネット上で散見される攻撃的な困ったちゃんから、何も獲得出来なさそうなチー牛こと弱者男性などのバーチャルから、現実的な愛しいあの人まで、全部ひっくるめた全ての男性への憐憫と慈愛の一考が止まらない一冊!

40位 『百年の孤独』の後に書かれた『純真なエレンディアと邪悪な祖母の信じがたくも痛ましい物語』ガブリエル・ガルシア・マルケス 60view(2024/01)

 意外なの来た。でも外せない作家さんですものね、
 個人的には、虚構性強すぎる系ラテンアメリカで、主流なのかもしれないけれど、好みかといわれたら個人的には違うのと、代表作の『百年の孤独』と『族長の秋』を読んだのが10代なので、その圧倒感のイメージのみで、具体的にはあまり覚えていないから論じようがなくて🐨 殴られた印象はあるのだけど。同じ感じで言うとクンデラの『存在の耐えられない軽さ』、ギュンター・グラスの『ブリキの太鼓』、『巨匠とマルガリータ』とかも、胸を殴られた感じは残ってるけど理解できたとは言い難いし、今読むとまったくちがう認識になるのだろうと思う、そのように振り返るとやはり私は世界文学を池澤夏樹さんの世界文学全集で読んだ拙さしか持ち合わせていないので、私なりの選び方で大人になった今の読み方と語り方でどう何を読めるのか、ということがこのブログであることを再認識。改めて検索したら、『鉄の時代』クッツェーもここで出会っていたし、『ヴァインランド』ピンチョンもいました。10代で色々読めたのは間違いなく池澤夏樹さんのおかげで、誰かにとってのこのブログもそうなればいいなと切に思います。
 あとね、このシリーズは装丁がきれい!
 ルッキズム大事、古臭い古典なんて誰も楽しく読めない

『百年の孤独』の後に書かれた『純真なエレンディラと邪悪な祖母の信じがたくも痛ましい物語』G・ガルシア・マルケス
本作はノーベル文学賞作家ガルシア=マルケスの醍醐味を直接知る一冊というよりは、文学史に燦然と輝く長編『百年の孤独』の作家が発表した複数の短篇集の中から選りすぐった編纂を元に語るその作家性、それを披露する解題と解説の文学研究者の一冊、という感...
池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 全30巻|河出書房新社

42位 【図書】100人の作家で知るラテンアメリカ文学ガイドブック 寺尾隆吉 59view(2025/01)

 これ今まとめていて一番びっくりしています。
 こういうのが140記事以上ある中でランキング人気に来るの、さすが私のブログは変わってますね😅
 検索から寺尾さんの名前でたまに流入があるのは知っていましたが、きっとブログページからも読んで貰えているのでしょう、私のラテンアメリカ好きが功を奏しているのでしょうか、図書館員の皆様、さすがすぎます、お目が高い! 批評性が高く、39位が地理的な方向からの本だったのに比べ、こちらは正統派な虚構創作文芸的語り方でした。体系だって、知らない世界を知ることが出来る本はありがたい。

【図書】100人の作家で知るラテンアメリカ文学ガイドブック  勉誠出版・寺尾隆吉
ラテンアメリカ文学への手引き、二冊目  前回の「ラテンアメリカ文学を旅する58章」が地政学的な情報量を含めた語りだったのと、多様や筆者による群像的な塊であったのに対し、本書は単独筆者によるフィクション批評であり、馴染みがある系統の為にするす...

42位 社会に馴染む私の達成、人間のマニュアル『コンビニ人間』村田沙耶香 59view(2024/02)

 この記事と並行して書いている芥川賞企画の方でも、村田さんは大きなキーパーソンとなっていて、売れ方・異物感・突破力、現代の大事な作家さんだと感じますが、明確にこれっていう作品は芥川賞受賞作のこちらくらい。他ももっと読みたいし、年1リスト入りしてますので、今年は何を読もうかな。
 2024年の周年企画第1回目で50記事の2位はこちらの記事でした、2年連続ランクイン。

社会に馴染む私の達成、人間のマニュアル『コンビニ人間』村田沙耶香
近年の芥川賞受賞作の中で、商業的にも本質的にも貢献度が高いイメージが本作にはある。ブログ開設初年度は、私にとって十年ぶりに文芸読書を再開した年になるのだが、その開始直後にすぐに読んだ本作にはそれだけの知名度があるし、影響力もあっただろう。 ...

44位 孤独なエンジン~運と才能で勝手に好転してほしい~ 59view(2025/)

 またまたオリジナル記事。これはサブタイトルが良くないからいつか書き直さなければと思って久しいです。経済的な回路や報酬に恵まれなくても貫く個人、何なら倫理的絵あればあるほど孤独である、といった主題だったと思うので、社会的な引用をよくしがちです。とても文明的な、個人的な、人類的な主題で命題だと思います。また詰めていきたい。

孤独なエンジン~運と才能で勝手に好転して欲しい~
できれば世界に勝手に好転してほしい。 でもなぜか世界は勝手に変化してくれない。 努力したくない、失敗したくない、幸運と才能で成功したい、という心理は、人間の根源的な自己保存・快楽追求・不安回避の欲求に根ざしている。  消費者構造は思考する余...

45位 「愛しいはずの染色体をグレープフルーツで破壊せよ!」世俗的な私にそもそも小川洋子が読めるのか?『耳に棲むもの』『妊娠カレンダー』58view(2024-09)

 ここに小川洋子さん。一応年1作家さんのイメージでいますが、読むたびに下がっているので印象どうかなという感じ。『猫を抱いて象と泳ぐ』が好きで『密やかな結晶』はどうかなと思いました、幻想とか好きではないし、雰囲気文芸もあまり好きではないし、視野生命のモチーフも個人的にはあんまりですから、その辺りかな、つまりは好みの問題?

「愛しいはずの染色体をグレープフルーツで破壊せよ!」世俗的な私にそもそも小川洋子が読めるのか?『妊娠カレンダー』『耳に棲むもの』 芥川賞で日本文学が読めるのか?④
日本的な純文学における文学性とは、私の個人的なイメージは先週扱った宇佐見のような狭さと純度の慟哭やうじうじなのだし、世界文学的な意味でも広さと社会的な主題にあると思っているのだが、そこにくると小川洋子は文学なのか? 著者の得意とする文学性が...

45位 弱者男性文学の総本山=芥川賞が現代で機能しなくなったわけ『スクラップ・アンド・ビルド』『バックミラー』羽田圭介 58view(2025/10)

 まさかのランクイン😅
 やはりタイトル攻めたからですかね?
 内容的にもこの前後を繋ぐ文脈として大事だと思います。
 このあたりから記事の書き方や読み方が変わってきた意味でも思い入れのある記事。

弱者男性文学の総本山=芥川賞が現代で機能しなくなったわけ『スクラップ・アンド・ビルド』『バックミラー』羽田圭介
私は以前から、海外作品であれば男性作者を、国内作品であれば女性作者を読みたがる不思議を自分に感じていたが、今回はそれが腑に落ちた気がするし、純文学的な狭さと世界文学的な広さの違いになぜ私が心惹かれ、私の主題や求める文学性がどこにあるのか、と...

45位 完全なる上位互換、絲山秋子で見えてきた津村記久子の真価『沖で待つ』『御社のチャラ男』絲山秋子② 58view(2025/12)

 絲山秋子きたー!!しかも12月の記事で、集計期間の不利を押しのけてのランクイン!
 個人的にも楽しく読んだし、楽しく書きました。①もおすすめです。
 世代的には2,3個ちがうので、上の世代の方の苦労を感じるけど、ある意味でそれも文芸と小説の効能ですし、ノスタルジーを持ちながらも堅牢かつ密度的な文体、好みです。年1作家リストINしております。

完全なる上位互換、絲山秋子で見えてきた津村記久子の真価「沖で待つ」『御社のチャラ男』絲山秋子②
自分にしか書けないものが書けるようになるまで2と題しつつ、上位互換・絲山秋子により際立って思い出された津村記久子に感じる文学性の無さ。共通項や文学性の高低を考えて見えてきた近代日本文芸と芥川賞の近代化と一般化の流れと時代的変化。 芥川賞企画...
生き抜いた中年女性と構造の唯一性『沖で待つ』『イッツ・オンリー・トーク』『ニート』『御社のチャラ男』絲山秋子①
構造の中の声の純度として最高傑作が芥川賞を受賞しつつ、その潮流の継続を果たし、以降にも影響を与えたことから2000~2020年代を語るうえで避けて通れない一人として、今回は待ちに待った絲山秋子さん。 20歳前後まで読書をしていた時期に、デビ...

48位 親ガチャと勝つまで賭ける息子投資『銀河鉄道の父』56view(2025/03)

 個人的には同著者②で扱った『家康、江戸を建てる』とかのが面白かったのですが、歴史小説家のイメージ。この記事の表題作は芥川賞受賞作で、そのようにチューニングしてきた感のある温かみもある家族小説の体を持った偉人伝的小説。小学生の時に伝記漫画とか好きでしたが、ああいう感じでしょうか。
 日本人にとって宮沢賢治って大きな作家だと思うのですが、個人的には土俗性や童話感が好みではなくて無関係出来ましたが、その土俗性や童話感の裏打ち的、まろやかな下支えになったので、この作品読めてよかったなと思いました。

親ガチャと勝つまで賭ける息子投資『銀河鉄道の父』直木賞はその作家のつまらない作品にあげるものなのか?門井慶喜の場合①
宮沢賢治をモチーフにした小説がある、ということを考えたことがなかったため、以下のように規格に沿って受賞作や作家を調べるきっかけにあたってから、本作を知って驚いた。 直木賞はおそらく作家単位に与える賞なので、必ずしも受賞作が面白いわけではない...

48位 退屈な人生は心理法則のせい???大人のタイムアタック!なんとなく死んでいかない為に「大人時間は子供時間には勝てないのか」56view(2025/)

 特に何の思いれもないのですが、やはりライフハックは強い?
 給与労働の時間が減って、好きな時間にダラダラしてしまう傾向も強まりますが、2年目の2025念は。長文を垂れ流して、長文を読んで、詰め込み過ぎた日々も今思えば愛しい。みんなで時間を命を大切にしていきましょう。
 ちなみに振り返りやログの効能などの小ネタがありましたが、アナログ・デジタルによるログは別々にしていますが、どちらも結構好きで、みんあはどのように時間や記憶を大切にしているのかな。

退屈な人生は心理法則のせい???大人のタイムアタック!なんとなく死んでいかないために「大人時間は子供時間には勝てないのか?」
もう10月、残すところ今年もあと3か月です。 30代でフルタイム労働から離脱した現在の私は通常の社会人よりも可処分時間が多いと思いますが、「動画見ながらゲームしていたら1日はあっという間」「昼寝したり二度寝していれば1週間はあっという間」「...

48位 80歳でなお加速する作家、成長し続ける物語『クロコダイル路地』皆川博子 56view(2024/)

 皆川博子さんキター!!!
 このブログではあまり扱っていないが、好きな作家さんの一人。
 著作も多いし、都度の時期的変化や成長、進展性もその理由の一つ。
 25年は1冊も読んでいないなんて、今知りました。勿論年1作者さん。
 『双頭のバビロン』『聖餐城』『総統の子ら』『海賊女王』『冬の旅人』などが好きです。10代のころ読みました。長編好きも関係するかも。

80歳でなお加速する作家、成長し続ける物語『クロコダイル路地』皆川博子
皆川博子の作品を読んだ後には、濃密で圧倒的な一つの人生や物語の跡だけが残る。 つまらない?とんでもない!

2025年も、ありがとうございました!

 2025年が24記事、2024年は26記事、
 ■芥川賞系が  5記事
  直木賞系が  4記事(うち千早茜2)
  ポストモダンが4記事
  読書習慣が  5記事
  非文芸が   5記事
  映画記事が  3記事

  バランスよく読まれている結果に。
  注目は、
  ①激重なポストモダンシリーズが5記事中4記事入っていること、
  ②文芸レビューが13記事しかないこと、オリジナル記事・非文芸が強い。
  個人的な感覚としても、社会性・労働系が読まれるイメージはありますし、片側に言語やポストモダンなどの重いものも読まれる有難さもあって、この特異さと、重めな記事を書いても読んでもらえるありがたみを得られたのが2025年は大きかったのかなと。
 恐らく私の趣向や、そのブログを読む方の趣向としても、海外作品や非文芸系の記事の方が好まれやすいだろう下地がある上で、それでも国内文芸・純文学というニッチを展開し、重く長く大きく膨らんでも書けた・読んでもらえたことは大きな自信になったのかなと。
 読む前は芥川賞なんてつまらないんじゃない?日本文学って何よ(笑)って感じもあったのですが、あれよあれよと、弱者男性文学という感覚、国内外にあるジェンダー文学の台頭、10代のころに目撃した芥川賞の転機や知らぬ間に進んだ一般化も肌感覚で取り戻すことが出来たり、大きな半年になりました。
 この記事を書いている現在はまだ芥川賞シリーズの最後の記事を書きあぐねているので、なおさら完結前の足掻きが重いわけですけれども。2025年は半分以上芥川賞=好きでも興味があったわけでもない体系的作品群を、それでも楽しく読み書きできた、そしてそれを誰かが読み書きしてくれた、という体感は、とても大きな経験になったのかなと。それは今後、どのジャンル・制度に展開していったとしても私や読者さんの基盤になるものになるのかなと。

 1年間、みなさまの読書、そして私の読書、どうでしたか?
 今回は記事pvランキング、
 次回は2年区切りでそのあたりの内情について触れていこうかなと。

 何が好きで、何をしていたくて、何を目指していくのか。
 ブログを開設し、また1年続けることが出来ました。個人ブログが1年続く継続寿命短いらしいですよ、日頃訪問し、拍手し、買い物し、読破してくださる皆さまのご支援やご声援の賜物だと思っております🌞
 いつもありがとうございます。
 いつも元気に楽しくに暮らし、
 そして来年はもっと明るく元気よく周年企画が行えるように、私もますます書いてますます読んで今知りますので、なにとぞよろしくお願いいたします。 

 ■50記事の合計pvは2024年が4236pv
          2025年は5503pv(+29.91%)
  特に上位を見ると明確なのですが
  1002pv→1610pv(+60.7%✨)なんて嬉しい成長率😃❤
  そう記事も今回で記念すべき150記事へ!
  この記事面白かったよ、この作家初めて読んだよ、バルガス=リョサ1冊読んだよ、佐藤亜紀1冊読んだよ、働きながらでも読書楽しいよ、読書好きだよ、そんな声が聞きたくて🌞

 

 50位以下はサラッと紹介。

51位 直木賞企画 54view(2025/)
52位 21世紀におけるポストモダンの乗り越え方と物語の倫理性『重力の虹』(55view
53位 『ヒョンナムオッパへ』ってどういうタイトル? 53view
54位 現代女子の失恋からの立て直し=貯蓄『派遣社員あすみの家計簿』52view
55位 休職と持続的世界の希望的循環『水車小屋のネネ』で大出世した津村記久子『ポトスライムの舟』51view
56位 副業で幸せを目指す社会の点滅「総SNS時代の労働と貧困の夢」48view
57位 書くべきを持たない日銭数えの節度『むらさきのスカートの女』48view
58位 週刊おひさま号 025.08号 48view
59位 語りの上手さに劣る浄瑠璃題材の威力『渦 妹背山婦女庭訓魂結び』46view
60位 てっとり早く何者かになれる恋愛・結婚・出産に閉じ込められてきた女たちの黄昏、男性の許しを必要としない新しい命『夏物語』川上未映子③ 44view
61位 才能で書けてしまう作家の短篇集『掌に眠る舞台』小川洋子 44view
62位 文体と虚構性の異才と古典性入門『乳と卵』『すべて真夜中の恋人たち』川上未映子①44view
63位 四季を咲かせた音楽家と反戦の天才画家『ピエタ』『暗幕のゲルニカ』44view
64位 コスパ的現代における教養の危機と渇望、ただ常に時間が足らない「教養としての世界史の学び方」43view
65位 代表作論争に巻き込まれた、心が壊れかけた子供たち『かがみの孤城』辻村深月42view

**最後まで読んでくれてありがとう🌞**
 感想コメント、引用、紹介、たくさん待ってますが、
 とりあえずお疲れさまでした( ^^) _旦~~

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